自律神経と呼吸の関係
2019-04-10
スタッフ桜井です。
4月になり、いろいろな事がスタートしますね。
頑張ろうと思っていても自分の身体と気持ちがなんとなくついていかない。
動悸やめまい、頭痛や吐き気、暑くもないのに汗が出るなど、どこか悪いのではないか?と耳鼻科や内科を受診していろいろ検査したけれど、特に異常はありませんよ。おそらくストレスが原因でしょうと言われたことありませんか?
自律神経症状の原因となるのは、職場の人間関係、家庭内での葛藤、将来への不安といった心のストレスや、過重労働による体のストレス。
最初のうちは、がんばらなくちゃ、と頑張っているけれど、やがて頑張るエネルギーがなくなり、限界を迎えたときに心身のSOSサインとして身体や心に症状が出てきてしまうのですね
それでは自律神経ってなんでしょう?
ご存じのように、神経とは体の各部にある組織と脳をつなげるネットワークのこと。さまざまな指令や情報がこのネットワークを通じて行き来することで、体の正常な営みが保たれています。 その中で自律神経は、さまざまな内臓器官に関わる重要な神経で、心臓や肺、胃腸、肝臓、膀胱、唾液腺、内分泌腺、汗腺、瞳孔、血管などにあります。
そのため、残念ながら、自分の意思でこの神経をコントロールすることはできないのです。
自律神経には、交感神経と副交感神経があり、体の内外の状況や部位に応じてアクセルとブレーキの役目を交代して働きます。
例えば、心臓の心拍数は交感神経が活発になると増えますが、胃腸を活発に働かせるのは副交感神経です。このように交感神経と副交感神経経は、協調しながら多くの器官をきめ細やかに調節しています。しかし、汗腺や血管のほとんどは交感神経だけが支配しており、体温の調節と血圧のコントロールを担っています
交感神経は 副交感神経は
主に日中に働く 主に夜に働く
脳の血管を収縮する 瞳孔を閉じる
唾液が減る。ねばねばした感じになる 心拍数が減る
心拍数を増える 胃腸が活発に働く
胃腸を抑制する などリラックスしたり
汗を出す 眠る時などの状態をイメージ
など緊張した時の状態を してください。
イメージしてください
交感神経と副交感神経が互いに協調することで、内臓器官の働きのバランスが保たれているのです。 しかし、汗腺や血管のほとんどを支配するのは交感神経という特徴があります。そのため、体温調節と血圧コントロールは、交感神経の働きに委ねられています。
それではなぜ、深い呼吸をするとよいのでしょうか
私たちはふだん無意識に呼吸をしています。しかし、その速さや回数を意識的にコントロールすることはできます。
この無意識に行っている呼吸を、意識的なコントロール下に置くことで、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスをとることが可能となるようです。
実際に、息を吐く際には、副交感神経が強く働きます。
つまり、吐く息に意識を置いた呼吸法を行うと、副交感神経の働きを高めることができ、交感神経とのバランスがとれるというわけです。
私たちはふだん胸式呼吸をしていますが、緊張したり、イライラしたり、疲れたりするとより呼吸が浅く、短いものになりがちです。しかし、この短い胸式呼吸はより交感神経を刺激することになってしまうのです。
また、横隔膜周囲には腹式呼吸をすると、肺の下にある横隔膜が上下運動します。
横隔膜には自律神経が密集しているため、吐く息を意識的にゆっくりとすればするほど、自律神経を刺激し、副交感神経が優位になり、リラックスしていきます。
4月号に載っている記事は、このような理由でおすすめしています。
ぜひ、やってみてください。
そして、当院では
自律神経の乱れの症状に応じて、皆様に副交感神経が優位になり、
リラックスできるサービスを提供しております。
お身体の疲れ、痛みには、・・・・・・整体・ウォーターベット
頭痛、目の疲れには、・・・・・・・・・・小顔矯正・3Dリフティング
冷え、不眠に、・・・・・・・・・・・・・・・・足湯・岩盤シートキュアフィット
など取り揃えております。
お悩みの方、ぜひ一度ご連絡ください。ご相談をお受けいたします。
あなたの症状にあったサービスを提供させて頂きます。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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