骨盤・股関節矯正スクワット
2016-11-23
院長 野口です。
前回、自力で骨盤矯正できるスクワットについて投稿させていただきました。
その中にありました「スクワットは、きちんとしたフォームで行えば非常に優れた運動」と書きましたところ、それについての問い合わせが多数ありましたので、その一部をご紹介したいと思います。
【一般的なスクワットは?】
足幅を肩幅に広げ、ゆっくり足を曲げていき、踵重心で膝がつま先より前に出ないようにします。
この時に力が入るのが太ももの前側、お尻になります。
筋肉に対しての力の入り方は良いので、ただ筋力をUPしたい人には問題ないのですが、骨盤・股関節の角度が問題になります。
必ずしもではないのですが、ほとんどの方が前から見た時に骨盤が開いていて、股関節も外側に広がっていて股関節の角度が内側に(内旋)向かっています。
この状態で一般的なスクワットをしてしまうと、骨盤はさらに広がり股関節の内旋もさらに強くなります。
結果、腰痛・股関節痛を更にひどくさせるのです。
【骨盤矯正の正しいスクワットのやり方は?】
足幅は肩幅よりも、やや広め。つま先は、やや外側に向ける。
膝を曲げていく時に真っすぐに下に腰を落とすのではなく、股関節を外側に広げていく感じで膝を曲げていく。
足の重心は、小指側の踵にのっていく感じで。
この時に上体は前かがみになってもよいので、猫背にならないよう真っすぐに。
限界まで落とせたら、ゆっくり戻していく。
この時に股関節を内側に寄せる感じで骨盤を閉じる。
これを15回~20回くり返す。
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