ちょっと余談。 風邪ってなに?
2019-02-12
今年はインフルエンザが猛威をふるいましたね。最近は、すこし少なくなってきました。
でも、これからの季節はインフルエンザB型が、毎年拡大していく季節になります。
予防はひき続きしていきましょう。
知っていますか?
風邪って病名ではないことを。
ほぼ80%がいろいろなウイルスによっておきてくる症状のことです。
ですから最近、病院に受診すると総合感冒薬ってあまりもらいませんよね。
つまり、症状の組み合わせと原因によって、お薬が出るのです。
そして抗生物質もあまり飲むことがなくなりました。
それは、風邪症状のほとんどがウイルスによって起きているため、抗生物質の必要性がないからなのです。
ですから、病院で伝えることは『どこにどんな症状が強くでて辛いか』を伝えることです。
そうすると、その辛い症状に対して薬を出してくれます。
病院によっては、症状がなくなったら薬をやめていくように説明してくれるところもあります。
まず、体調がおかしいなと思ったら身体を休めることが重要です。
忙しい毎日休んでいられないとは思いますが、体調をくずしては何もなりません。
ぐっと眼をつぶって、休む勇気を出しましょう。
ゆっくりお風呂にはいり、身体をあたため、睡眠を十分にとる。
入浴は、だめといわれませんでしたか?
それは、昔の話。家にお風呂があり、生活環境が整っている今の時代、
高熱が続いていなければ逆にさっぱりして、喉に潤いを与え、眠りやすい環境になるので入浴したほうがよいのです。
食事は、胃腸に影響を与えてあまり食べたくないときは、無理に食べても胃腸に負担がかかるだけです。
食べずに、十分な水分をとり胃腸も休めることが重要です。
かといって、水分を一度にたくさん飲んでしまうと胃腸に負担がかかり、気持ち悪くなったりすることがあります。
水分は手元においておき、常温の物をこまめにのむことが重要です。
また、吐き気などがある時は、スポーツドリンクも良いのですが、薄めて飲むことをお勧めします。
浸透圧の関係で吸収に違いが出ます。
また、食べるとしても胃腸に負担のかからないもの、炭水化物を中心に温かいものを食べるようにしましょう。
よく、おかゆ、雑炊、うどんなど食べたことありませんか?
これは食物繊維が少なく、脂肪が少ないこと。
調理方法も切り方や硬さ、油の使用などが少ないものだからなのです。
そして、さっぱりするといってフルーツを食べる方もいると思います。
でも、やっぱり、基本的に繊維質のものは消化が悪いのです。
つまり柑橘系は避けたほうがよいですね。
ですから、食べるとしたらリンゴ、バナナ、白桃がおすすめです。
風邪はひどくさせないことが一番です。
基本中の基本は、顔の周りに手を触れないことです。
そして、うがい。まず口の中の汚れを落としてから、喉に声を出してうがいをしましょう。
手洗い、流水とソープで洗うことはもちろんですが、乾燥した清潔なタオルやペーパーでしっかり水分をふき取る事が重要です!
外出先でハンドドライヤーを使うこともあるかと思いますが、完全乾燥させないと逆に不衛生になってしまいます。
20分おきの水分摂取も重要です。
予防もひいたときもマスクの着用
で、かぜ症状にまけない体作りを目指しましょう。
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