茨城県守谷市松前台の交通事故治療・小顔矯正・整体 [まつまえだい接骨院]


テニスをしたことがない方でも起こるテニス肘

2017-12-13

スポーツをしている方で肘の痛みというと、テニス肘という病名を聞く事が多いかと思います。

主にテニスのバックハンドで肘の外側に負担がかかるために肘の外側に痛みが出るバックハンド型と、フォアハンドの形で肘の内側に負担がかかり

肘の内側に痛みが出るフォアハンド型があり、バックハンド、肘の外側に痛みが出る上腕骨外側上顆炎の方が多く、俗称でテニス肘と呼ばれることが多いかと思います。

 

手を手の甲側に反らす動きをするときに働く筋肉、伸筋群は主に肘の外側についているので、手を返すような動きが続くと肘の外側に負担がかかり

痛みを発するようになります。

 

一般的に使い過ぎ(オーバーユース)で起こる症状ですが、テニスでこの症状になる方はバックハンドの時に大きく手を返す、手をこねるようなフォームをする

癖がある方が多く、肘の外側に余計な力が負担がかかるために上腕骨外側上顆炎になりやすくなるのでフォームの見直しも重要です。

 

テニス肘はその名称からテニスやスポーツをしている方しかならない症状と思われる方もおられるかと思いますが、実は誰にでも起こりうるものなんです。

IMG_2446 (編集済み)

最近は特にテニスなどの運動をしていない30~40歳以上のビジネスマン、主婦の患者さんが増えているように思います。

事務仕事などでキーボードを打つ動きをすると指が手首よりも上にある、手を甲側に曲げる動きをするので、それだけでも筋肉には負担はかかり続けます。

この時にかかる力は僅かなものですがそれが持続的にかかってゆくと大きな負担となってやがて痛みを引き起こしてしまいます。

また、ビジネスバックなどを持つ動作やドアノブを回す動きなどでも負担は蓄積してゆきます。

 

主婦の方は家事の中で重いものを持つ、雑巾を絞る、重いフライパンを持って料理することでも腕の負担はかかってゆきますので、スポーツをしていなくてもテニス肘

を発症される方は多いです。

 

また、テニス肘になりやすい方の特徴として、猫背で肩が巻き肩、身体の内側に入るような姿勢の歪みが見られます。

こういった姿勢の歪みがあると肩の可動域が狭まり、腕が伸ばしにくい状態となって筋肉に負担がかかりやすくなるため

テニス肘になりやすくなってしまいます。

 

しかし、猫背、巻き肩を矯正するだけの矯正法では、根本的に改善は出来ないんです。

 

猫背、巻き肩という姿勢はそもそも骨盤の歪みから体の軸がぶれ、バランスを取ろうとした結果として起こりうるもので

ただ猫背、曲がった背をまっすぐに整えるような矯正をしてもまたすぐに元に戻ってしまいます。

 

 

痛みの程度により運動をセーブし、使いすぎて硬くなった筋肉をゆるめ、アイシングや電気治療などで炎症を抑える治療を行って痛みが減っても、根本に姿勢の歪みがあると

治りにくくなったり、痛みが一度消えてもまた再発してしまったりします。

 

肘の痛みを取るだけではなく、原因になっている姿勢の歪みを見つけ出し、全身をトータル的に改善することで

将来起こりうる怪我やスポーツ障害の予防にもつながりますので、根本からしっかりと治療してゆく必要があります。

 

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