茨城県守谷市松前台の交通事故治療・小顔矯正・整体 [まつまえだい接骨院]


マラソンランナーに多い膝の外側の痛み

2017-11-17

太ももの裏、ハムストリングの筋肉の一つに大腿二頭筋があります。

二頭筋という名前の通り長頭と短頭からなり、二つとも膝から下の外側、腓骨の上の部分にくっついています。

この膝の外側、腓骨の上の部分(停止部)付近に痛みが出る場合、大腿二頭筋腱炎の疑いがあります。

 

大腿二頭筋腱炎は膝の外側に痛みを感じ、腸脛靭帯炎と痛みが出る場所が似ています。

腸脛靭帯炎では膝の外側上部で大腿骨の出っ張り(外顆)と腸脛靭帯が摩擦を起こすことで痛みがおきます。

大腿二頭筋腱は膝から下の腓骨の上にくっついているので、大腿二頭筋腱炎はこの停止部付近、腸脛靭帯炎よりやや下で痛みが出ます。

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長距離を走るランナーに多いスポーツ障害で、特に内股の方は膝の外側に遠心力が働くので大腿二頭筋にストレスがかかり炎症をおこしやすくなります。

内股の方は内側ハムストリングの弱さ、硬さなどが見受けられますが、元をたどると姿勢の歪みにより内股になっている方が多いかと思います。

肩の関節と股関節の形はよく似ていて、猫背で肩が内側に丸まった状態(巻き肩)になると足も同じように内側に入りこみ内股になってしまいます。

 

大腿二頭筋腱炎になった場合、まずは安静にし痛みの出る運動を制限し、アイシングや電気治療などで炎症を抑えます。

大腿二頭筋腱炎の方は大体内側のハムストリングスが硬くなっていますので、内側のハムストリング

をゆるめて膝関節を外旋しやすくすると大腿二頭筋のストレスを効果的に減らすことが出来ます。

 

運動の前後にハムストリングのストレッチをすると大腿二頭筋腱炎の予防になります。

 

1 両足のつま先を前に揃えまっすぐ立つ

2 その姿勢からゆっくりと腰から体を折りたたむように前屈していく

この動作をハムストリングを意識して痛みが出ないくらいでゆっくりと30秒ほどおこないます。

 

ただ、こういった治療を行って炎症が治まり痛みが一時的に引いても根本的に内股傾向を治さない限りまた症状を
繰り返してゆきますので、しっかりと姿勢を矯正してゆく必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

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