足のむくみはどうして起こるの?
2016-08-09
スタッフ 石原です。
最近、来院される患者様の多くが、足のむくみや怠いと言って来る方が多いようです。
そこで「足のむくみはどうして起こるの?」
夏になると気温が上がるため、血管が膨張します。
すると、足にもたくさんの血液が巡るようになります。
そのため、血液中の水分が増えて足がむくみやすくなります。
また、冷たい飲み物の飲みすぎで身体が冷えることや、塩分の摂りすぎも夏の足のむくみの原因となります。
立ち仕事やデスクワークの方は、季節を問わず足のむくみが起こりやすいので要注意です。
なぜ身体の中の水分が余って足がむくむのでしょうか?
これは、体内の塩分バランスが崩れ、過剰に塩分が溜まっている状態になってしまったり、リンパ管が何かしらの理由によって詰まり、水分の排出がうまく行われなかったりするのが原因になっていることがあります。
また、足のむくみはふくらはぎなどの筋肉の動きが少なく、リンパ液をリンパに運び上げることが出来ないケースもあります。
運動不足になっていたり、長い時間同じ姿勢で過ごしている時などは、ふくらはぎの筋肉の動きが少ないことが原因になることが多いんですよ。
足のむくみの原因になるリンパは、絶えずゆっくりとした速度で動きながら、身体の中で生成された老廃物を身体の外に排泄する活動をしています。
しかしながら、リンパ循環には、血液循環のようにポンブの役割をする心臓にあたるものがありません。リンパの移動は筋肉や周りの組織が動いた結果、その循環が促されます。
その為、心臓から最も遠くて、循環が滞りやすい足は、身体の中でも、むくみやすく、リンパの流れも停滞しがちになります。足のむくみを解消するためには、筋肉を動かすことが求められるわけですね。
リンパの流れがよくなると、滞り感がなくなり身体の老廃物が体外に効率よく排泄されるようになります。
「なんだか体が重たい」とか「何かが詰まっているような気がする」と疲れを感じられたら、まずはお風呂などでリンパマッサージをしっかりと行ってみてください。
むくみと疲れは意外な関係があります。
むくみを放置し、ひどくなると、首こりになったりします。
首こりとむくみは一見して関係がなさそうに見えますが、そうではありません。
足のむくみが解消されると足がすっきりしたように感じられると共に、からだ全体の感覚もよくなり体調がよくなったと感じたり、冷え性がなくなったり、首こりや、肩こりがなくなったり、やる気が起きたり、からだの他の気になる場所(例えば、腰のくびれができたり、小顔になったり。)にもよい影響がでます。
むくみによいとされる食べ物を選んで食事をしたり、サプリや漢方を取り入れるのもよいかと思いますが、まずは次に紹介する足のむくみを解消して、すっきりさせるリンパマッサージや、むくみに効果的なツボ押しを試してみてください。お風呂に入りながらでも手軽にできますし、むくみの原因となる足に溜まったリンパを流すには、とても効果的な方法です。
むくみとストレスは大きく関係しています。毎日のバスタイムに欠かさずにセルフケアを取り入れてストレスを軽減し、むくみのないすっきりとした滞りのない、ステキな足を手に入れましょう。
当院では、全身の血流を促すマッサージを含め、リンパドレナージュ・リフレクソロジーなど、つらいむくみを解消するメニューも豊富に行っておりますので、お時間・ご予算に合わせ、お気軽にご相談ください!
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